いきなり「ダメよ!」は、全然ダメよ。

お子さんからの買って買って攻撃、お店で始まるとかなりキツイですよね。

長男が2歳の頃、買い物に行けば必ず「買って買って攻撃」を受ける時期がありました。

年の瀬、あるスーパーで30分ほどひっくり返って泣いて、わめき散らした事もありました。汽車のキャラクターの形をした缶のお菓子が欲しくなったようです。

私は次男を抱え、少し離れて様子を見ていましたが、他の方が心配していたので仕方なく暴れる長男を抱えてスーパーを後にしました。こんなに息子が暴れてもなぜ、お菓子を買わずにいられたのでしょう?

本当は買って早く帰りたかった・・・。

答えは簡単です。

長男が欲しがる直前に会計を済ませてしまった為に、1250円の商品を買うだけのお金がお財布になかったからです。そのスーパーは現金決済のみでしたから、クレジットカードも電子マネーも使えなかったのです。

車に乗り込むところで、ある紳士が「お母さん、甘やかさないで偉かった」と声をかけてくれました。どうやら一部始終を見ていたようです。

「実はお金が足りなかっただけなのです・・・。」とは言えずにお礼を言って帰宅しましたが、この一件で親も「買ってあげたい気持ち」を我慢することを学びました。

買って買って攻撃には段階を踏んで対処していきましょう

お話が分かる3歳頃になり「買って買って攻撃」を受けた場合、

お店で決まった額(50円〜100円)を渡し、「その額の中で好きなものを買っていいよ。」と声をかけてみましょう。ポイントは1個ではなく、金額で区切ることと、「今日買ったから次回は買わないよ。」と毎回買ってあげる訳ではないことを伝えます。

金額の目安はひと月に200円〜300円です。

小学生になったら、渡すおこづかいの金額以上にならないようにしましょう。

自分の財布を持たせて、①のお金も入れてあげてから、レジで支払います。

お釣りもお財布に入れましょう。

自分のお財布から払うと、「お金がなくなる」ことを体感します。

欲しいものをその都度買ってもらっていると、お金がなくなることを体験知ることができません。

自分の欲しいものを自分の財布から買う→お金が無くなる→無くなったらもう買えない

・・・この体験を繰り返すことが大切です。

1回50円〜100円づづの買い物に慣れたら、貯めることも教えてあげましょう。

「今日買うのを我慢したら、次に200円の物が買えるよ。」と言うと、お金を貯めることで買うものの選択肢が広がることが分かってきます。

かわいいお子さんには不自由させたくない、とついつい買ってあげたくなりますよね。

でも、それではお子さんの為にも、お父さんお母さんの為にもよくありません。

「ごねれば親は言うことを聞いてくれる、周りの人間も思い通りになる。」と思わせてしまうことは、とてもかわいそうです。

ここは心を鬼にして、親も甘やかしたい気持ちを我慢しましょう!

だって・・・自分が年金暮らしになった時にも、生きている間ずっと「お金くれ」と言われ続けることを想像してみてください。

私は今、背筋がヒヤッとしました。

そうならない為に、親の手元にいるうちに「お金がないと買えない」経験が沢山できたらいいですね!